スクールについて

公共インフラの維持・管理の分野で、なぜドローンの導入が声高に叫ばれているのか

2011年に起こった東日本大震災、2012年の笹子トンネル天井板落下事故などを受け、道路や橋のインフラ整備の重要性が再認識されるようになりました。

その中で特に課題とされているのが、地方の橋梁の老朽化です。

日本では橋梁の大事故を未然に防ぐために、定期的な点検および改修が義務付けられています。しかし、地方の各自治体では、予算や技術者の不足で、なかなか点検作業が進んでいないのが現状です。

こうした問題を改善するためにも、一刻も早いドローンの導入が期待されています。これまでのインフラメンテナンスは、人間の手による点検が一般的でした。点検に必要な足場を組む必要があるため、それだけでコストと時間がかかります。

これをドローンで行うことで、足場を組むコストや時間がなくなり、それまでかかっていた膨大な予算と期間を大幅に減らすことができます。さらに人間が踏み込みにくい場所まで確認をすることができるので、より精密な検査が可能となります。

こうした橋梁点検の分野でドローンの活用を広げるためには、ドローンの操縦ができるだけでなく、非破壊検査の専門知識を持つ技術者も必要です。

そこでJUAVACは、ドローンを操縦できる技術と、インフラメンテナンスに必要な専門知識の両方を学ぶことができるスクール「JUAVAC ドローン エキスパート アカデミー」を開設しました。

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概要

JUAVACドローンエキスパートアカデミーはドローンの操縦と、それを活かした専門分野の技術を習得できるスクールです。

日本でドローンを操縦、飛行するためには、国土交通省への飛行許可申請が必要です。申請内容には10時間のフライトが義務付けられていますが、当校では高精度のフライト技術習得に加えて、飛行での注意点や安全性、気象学や電波法など、安全な操縦に大切なことも座学で習得することができます。さらに、より専門的な分野として、「測量基本技術習得コース」や、インフラメンテナンスに特化した「非破壊検査(橋梁編)基本技術習得コース」を開設。卒業後、すぐに現場で対応できる実践型のカリキュラムを提供していきます。

履修後は、JUAVAC認定のライセンスを取得できます。

ドローンエキスパートアカデミーでできること

JUAVACドローンエキスパートアカデミーはドローンの操縦と
それを活かした専門分野の技術を習得できるスクールです。